こんにちは。カーディールページの長利です。
今回は成約後の進捗を追いかける「成約車両進捗」の使い方についてお話したいと思います。
物流にこだわってリピーターを定着させよう
皆さんECサイトから商品を購入した事がありますか?
せっかく購入したのに、商品が届くのがとても遅いとガッカリしますよね。
わたしの友人は、商品を購入したけれど・・・
・その出品者からは二度と買わない
と言っている人がいました。その友人の言う事も分かる気がします。
中古車輸出業界も、配送スピードはかなり大切です。
せっかく買ってくれたバイヤーに、
・不安にさせない
・キャンセルさせない
・次も購入してもらう
ことが、とっても重要です。
カーディールページの規約では、成約から1カ月以内に出港していただくようお願いしております。
※カーディールページ車両掲載集客代行サービス利用約款 第4条3項⑨にて
しかし、いまの業界スタンダードはもっと早いようです。
うまく行っている輸出業者様は、いかに早く出港させるかという努力をしています。
ブローカーのような、継続的に購入しているバイヤーは、当然他社の船積みまでのスピードを知っていますので、バイヤーの期待に応えるのは重要です。
バイヤーをがっかりさせないための4つのポイント
まずは成約後の基本フローを今一度みてみましょう。
2.Booking(船腹予約)、Shipping情報入力
3.B/Lオリジナル、輸出抹消、輸出前検査合格証アップロード
4.輸出書類発送、トラッキングナンバー入力
この4つの基本フローに沿って、カーディールページ上に情報を入力すると、バイヤーにタイムリーに通知することができます。
あたりまえのことですが、
「いつ船積みされるの?」とPUSHされる前に「いつ船積みになります!」とお伝えする事がとても重要ですね。
進捗を1つの画面でチェックできる。成約車両進捗の使い方
カーディールページの管理画面「Sales Manager」に入ると、「成約車両進捗」というタブがあります。
そこで成約した車両の進捗を確認することができます。
「赤くなる前」に対応
ポイントは簡単。「赤く表示されている箇所はアクション要」です。
上の画像は、たくさん販売していただいている加盟店様の画面です。
一切赤くなっている箇所がありませんね。
やはり沢山売っていただいている会社は貿易もスペシャリストです。リピーターが増えるのもうなづけますね。
一方、下の画像をご覧ください。
赤くなってしまっている箇所がたくさんあります。
⇒ 黄色になっている所は早く対応しなければいけない項目
⇒ 赤は対応が遅いのでアラームがでている項目
これは、複数の加盟店様の進捗状況をカーディールページ専用の画面にて同時に表示した画面です。
かなりの数の赤い項目があることがわかると思います。
チェックしていただきたいポイント4つ
上記の様に、赤くなっている箇所をクリックすると商談画面に飛びます。
商談画面の右側に入力いただきたい箇所がありますので、入力していきます。
1.シッピングスケジュールを入れる
ブッキングをしたら、まずは下記の情報をShipping情報入力に入れてください。
船名
荷積港/積地港:LOADING
出港予定日:ETA(Estimated Time of Arrival)
到着予定日:ETD(Estimated Time of Departure)
入力をしないで放置しておくと赤くなります。
早めにブッキングをして入力する事により、お客様に安心感を与える事ができます。
また、こちらをご入力いただくと、通関に必要なShipping Invoiceがチャット画面に自動的に生成されます。
これを使えば通関依頼が簡単です。
一度出港予定日を入力すれば、項目が赤くなる事はありませんが1ヶ月以上先の船積みはNG!
安いレートの船会社様を優先的に利用される加盟店様もいらっしゃるかと思いますが、特殊な理由が無い場合かぎり必ず1ヶ月以内の船に積んでください。
バイヤーよりキャンセルの申し出があっても、弊社は責任を負えませんのでご了承ください。
2.出港後にBL等の書類をアップロード
船が出港したら速やかに船賃を支払い、B/L(船荷証券)を入手してください。
カーディールページでは、加盟店様への代金のお支払いはBLのオリジナルをアップロードしていただいた後となっております。
少しでも早く、車を出荷したという事をお客様にお知らせして安心させてあげましょう。
3.輸出書類を海外宅配便にて送付する
2.のアップロードして頂くと、当社よりお支払いをさせていただきます。
しかしココで気を抜いてはいけません。
輸出書類をバイヤーに送らないと、現地で通関ができず車両が引き取れません。
車両が現地に到着しているのに通関をしないと、保管料がドンドン掛かってしまいますので、最悪クレーム料金を請求される場合もあります。
また、アフリカの内陸国のバイヤーであれば、飛行機や車で2,000kmくらい離れた港まで行って自ら通関するバイヤーもおりますので、早めに発送してあげましょう。
発送が完了しましたら、
・トラキングナンバー
・輸送状況確認URL
の入力をすぐにお願いいたします。入力すると、すぐにバイヤーに書類が発送されたことが通知されます。
どんなビジネスでも、「売ったら売りっぱなし」では絶対に成長しません。
わたしたちは中古車を輸出するプロフェショナルとしてお客様と向き合わねばならなりません。
成約後は、この車両進捗をチェックしていただき、赤い項目が発生する前にスムーズな配送をお願いします。
この努力が、きっと次の車の販売につながるでしょう。
なお、カーディールシッピングの場合は全て当社が入力しますので安心です。
ぜひご利用ください。